こんにちは、年中組です(≧▽≦)
今日は今年最後の宗育でした!
姿勢を正して、きれいにお参りです。
声の大きさや、姿勢の正し方、最初の頃は色んなことを注意されていましたが
今では何も言わなくてもビシッとして、成長が見て取れました( ˘ω˘ )
さて、智海先生からのお話です。
もうすぐ早いことで一年が終わりますが、皆様は幼稚園の除夜の鐘つきに
来られたことはありますでしょうか?
除夜の鐘つきでは、園庭に子ども達の作った灯篭を飾ります。
灯篭は御仏様へのお供え物なんだそうです。
なのでみんなには「今年一年ありがとうございます」の心を込めて、
優しい気持ちで描くことが大切だと言われていました。
何故気持ちが大切なの?
そこで智海先生からの昔話です。
昔お釈迦様というお方がいて、とても有名だったそうな。
とある村にお釈迦様の来る日があり、村の人たちはみんな喜びました。
みんなお釈迦様をおもてなししたいと、お金を出してそれぞれ豪華なろうそくを用意しました。
そんな中、村のはずれに貧しいおばあさんがいて、みんなのような豪華なろうそくが買えません。
それでもお釈迦様をおもてなししたくて、おばあさんは一生懸命働き
やっと小さいろうそくが買えました。
これでおもてなしができる!と喜んだおばあさんでしたが、
小さいろうそくはみんなに笑われました。
「そんな貧相なろうそくでおもてなし?」「そんなものは飾らない方がいい!」
と言われましたが、なんとかお願いして
みんなのろうそくの端っこに置かせてもらいました。
そしてお釈迦様が来る日。
ろうそくを飾った部屋にお釈迦様を通したその時、風が吹きました。
風が吹いた後部屋を見ると、ろうそくの火がすべて消えていました。
せっかくのろうそくの火が!と慌てる村の人たちでしたが、そこでお釈迦様が言います。
「一つ消えていないろうそくがありますよ。端っこにある小さいろうそくです。
皆さんはお金を出してまで用意してくれてありがとうございました。
でも小さいろうそくが、一番心がこもっていました。
だから火が消えなかったのでしょう。皆さんのろうそくも嬉しいです。
しかし、心のこもった物に勝るものはないんです。」
そこで村の人たちは反省しました。(終わり)
心は目には見えませんが、相手にはちゃんと伝わります。
そんな気持ちを忘れずに人と関わっていきたいですね( ˘ω˘ )
とっても大切なことを教えてもらった年中さんでした(*^^*)
最後に、お参りをした後今年最後の智海先生に感謝の気持ちを伝えて
宗育は終わりました(*^▽^*)
今日もブログを見て頂き、ありがとうございました!